黄昏色の砂時計
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秋月 永遠

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2009.06.15  いない君に触れるうた <<21:10


夢をみた

広がる満点の星空と

どこまでも続く湖が

地平線で混じり合う世界の夢

そして そんな世界の夢の中で

僕は君に会った

夢の中の君は

どこか悲しげだけど笑っていて

僕がどうしてそんな顔をしているの? と聞くと

「貴方がないているから」と答えた

でも僕は涙なんて流していなかった

今の僕はすごく胸がどきどきとして

同時にきゅうっと締め付けられていて

なんだか不思議な心地でいたから

泣いてなんかいないよ、

だってこうしてまた君と会えたんだもの と僕が答えると

君はさっきより一層悲しそうに笑って

「いいえ、貴方は泣いているわ 

悲しみで、壊れてしまうほどに泣いている

気付かないのは貴方がそれほど傷ついているから」

「そして、泣いているのは貴方のこころ」といった

そうして君は、そっと僕の頬に手をあてた

「ごめんなさい そばにいることができなくて

ごめんなさい 同じ道を歩くことができなくて

けれど もう悲しまないで 
 
これ以上 自分を責めないで

私は、もう大丈夫だから」

子守唄のように囁く君は

とても安らかに笑っていて

僕はさっきよりもっと、きゅうっと胸が締め付けられた

「もう 会うことはできないけれど 貴方の中に私はいるから

だから もう 悲しまないで もう 泣かないで」

微かな温もりを伝える手は

柔らかく頬を撫でた

声はとても心地良くて

少しずつ僕を眠りに誘っていく

霞んでく景色と

薄れゆく意識の中で

君の名を呼べば

君は静かに微笑んで

言葉を紡いだ

「心配ないわ 貴方はもう大丈夫 」


――だから、もう 泣かないで



目が覚めるとそこは

いつもと変わらない僕の部屋で

あの星空も湖もどこにもなかった

ふと、頬に違和感を感じて

手をあててみると

頬は涙で濡れていた

嗚呼、僕は泣いていたのか

そう思うと僕の心は

いままででいっとう、きゅうっと締め付けられた

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